お昼の休診時間のお話
こんにちは。
彦根犬猫病院スタッフの秋山牧子です。
今日はお昼の休診時間(午前診察終了から午後診察開始までの間)の様子についてお話をします。
午前の診察は、いつもだいたい1時くらいに終わります。
日によっては2時を過ぎることもあります。
午前中の診察が終わると、出勤しているスタッフ全員が集まり、ミーティングをしています。
入院している患者さんについて、お電話をいただいた患者さんについて、新しい薬やフードについて、等々、情報の共有をおこないます。
ミーティングのあと、検査や手術をおこないます。
~検査について~
検査は、
・手術前に全身を調べるための検査(基礎疾患がないか、腫瘍の患者さんは転移がないかどうかなど)
・心臓の精密検査
・具合が悪い子の原因を調べるための検査
・わんにゃんドック
などをおこなっており、血液検査・レントゲン検査・超音波検査をおこなうことが多いです。
~手術について~
手術を行う前に、麻酔の準備をします。
麻酔は手術の内容や動物種、体重によって種類や量が異なります。
開院当初より、獣医師2名でダブルチェックをしています。
手術は
①麻酔前投与薬や麻酔薬を投与する/挿管する(気管内にチューブを入れる)/各種モニターをつける
②手術部位と周辺の毛刈りをする
③消毒をする
④手術開始
⑤手術終了
⑥麻酔からさめるのを待つ/抜管する(気管内のチューブをはずす)/抜管後の様子を監視する
といった順番でおこなっています。
基本的に執刀医、助手、麻酔係の3名が手術に携わります。
検査や手術の他にも、
抗がん剤投与を行う日
往診に行く日
急患の患者さんを診察する日
勉強会をおこなう日
があったり、
内視鏡検査をしたり、
歯科処置をしたり、
銀行や郵便局にいく日もあります。
看護師さんは交代で休憩をします。
お昼の間にそれぞれ2~3時間の休憩をとってもらっています。
検査や手術の補助に入るスタッフ、
院内の清掃、消毒、洗濯、在庫の確認、発注などを行うスタッフ、
というように、業務を分担しています。
院内の清掃・消毒は午前と午後の診察が終わった後、1日2回おこなっています。
院長はごはんを食べてしまうと集中できないからという理由で、検査や手術が終わってから昼食をとっています。
大体夕方にお昼ご飯を食べています。
午後の診察の合間に食べている時もあります。
(私は夕方に食べると晩御飯を作る気力がなくなるので、ミーティング前後の隙間時間に食べています。)
検査や手術が終わった後に時間がある時は、デスクワークをしています。
検査依頼書の作成や、
結果報告書の確認、
保険会社からの問い合わせへの返答、等々…
手術や事務仕事を終えた夕方に、退勤し、保育園にお迎えに行っています。
お昼の間の動物病院は外からみるとひっそりしていますが、中では色々なことをしています😀🌸




