スタッフの森さんが、シニアケアセミナーの講座を修了しました。

動物たちの老化に伴う行動や体の変化、栄養管理、介護などについて学ぶ内容でした。

 

 

森さんがシニアケアについて勉強するきっかけとなったのは、愛犬みるくちゃんの存在でした。

 

 

昨年夏に、動物保護管理協会から長寿犬として表彰して頂いた時の写真です。

 

昨年秋、みるくちゃんは自宅で森さんに看取られながら天国にいきました。

 

以下、森さんの文章です。

 

 

苦楽を共にした最高の相棒が昨年11月に20歳3ヶ月でお空に旅立ちました。最後は私の腕の中で看取ることができました。やんちゃでわがままで頑固者でミニチュアダックスの中で多分一番可愛いんじゃないかと自信を持って言えます(自分家の子は皆そう思いますよね)。

 

実家暮らしから一人暮らしのときもずっと一緒に過ごして来ました。ここ数年は介護もして来ました。

 

振り返ると名前を呼ぶとしっぽをふって走って来てくれたり、膝の上に来て寝てくれたり、行くとこ行くとこついて来てくれたり…きりがないですが皆様が経験する当たり前の可愛い行動ばかりしてくれてました。ですが残念ながら2.3年前を最後にしてくれなくなりました。

 

シニアになるとお漏らしが増えたなとか、半年前は出来ていたのに出来なくなって来たなと段々思い始めます。私も過去の動画を見るとよく私の膝の上で寝てくれたのになぁ…と寂しくて泣いちゃう時もありました。
食べる量も減ってきてどれだったら食べてくれるのかを日々試行錯誤してました。手作り食や市販の好きそうなものを買いあさったり。
抱っこするとまた軽くなってる…と思うのが怖かったです。
ここ数年は昼夜問わず徘徊して、半年前からは自分で起き上がれなかったので起こせともがいて、動けなくなると鳴くので私の睡眠時間も外出時間も中々とれない日々が続いていました。寝てる隙に買い物にいったり…。

 

若い時と比べると手間がかかって本当に大変です。でもまた違ったかわいさがあってシニアも最高なんですよ。

 

目も見えなくなって私の事を認識できてない痴呆で忘れられたとしても、よちよち頑張って歩く姿や頑張ってご飯を食べる姿、おやつと私の手を間違えて噛んだり、これもきりがないですがとにかくたまらなくかわいいんですよ。寝起きのぱやぱやの毛とかたまにぎこちなく振ってくれるしっぽが愛おしいんです。

 

でも、こんなに大好きなのに疲れが溜まっている中での夜中の徘徊や鳴き声に対して寝てくれと思ってしまう日もあるんです。そう思ってしまった自分に腹が立つしごめんねの気持ちが溢れて後悔してしまう時もありました。

 

何に鳴いてるかもわからない、どうしてあげたらいいかわからなくて一緒に泣いた日もありました。

 

これからシニア期を迎えるみなさん、シニア期真っ最中のみなさん、若い時とのギャップでしんどく感じる事はみなさんが通る道だと思います。お一人で悩まずお気軽にご相談ください。その子にあった生活スタイルや飼い主様の負担の少ない介護スタイルを一緒に見つけるお手伝いをしたいと思い私も日々勉強中です。

 

もっと一緒に色んなところに行ったら良かった、もっと美味しいもの食べさせてあげたら良かった、もっと一緒にいてあげたら良かった…と、どうしても後悔が残ります。

 

人間よりも寿命が短いので、限られた時間1日1分1秒でも長く家族と一緒に過ごせるように、少しでも後悔がない日々を送れるように、どうか毎日を大切に過ごしてください。

 

やっぱり、大切な家族を失うと寂しいです。

 

肉球の匂いやふわふわ胸毛に顔を埋めたいです。会いたいなー。

ご報告と私のうちの子自慢話にお付き合いいただきありがとうございました。

 

また皆様のうちの子自慢話も聞かせてください。

最後に私のデータフォルダ9.8割がうちの子の写真なんです。うちの子の可愛さ見ていって下さい。

 

 

 

2004年の写真です。可愛過ぎませんか？
こんな時期もあったのかと信じられないです。

 

 

 

20歳の誕生日パーティしました。わんちゃん用のケーキを準備したんですが口を汚しながら喜んで食べてくれました。

 

 

世界一寝顔がかわいいんですよね。このまま胸毛にダイブしてました。

 

 

昨年春、桜とのお写真。外に行くと眩しくて目が半分のサイズになります。

 

 

このぱやぱやな毛がたまらんのです。

 

 

爆睡してる時は何しても起きないです。肉球嗅ぎ放題です。

 

 

だっこ嫌いですが少しなら許してくれました。

 

 

タレ目すぎますね。かわいい。

 

 

見えてないはずなのになぜか足踏んでくるんですよね。

 

 

誕生日に一緒に旅行へいきました。私が写真撮るのに必死でずっと付き合ってくれました。

 

 

この頃はお顔の毛の色がまだ茶色です。かわいい。

 

 

リード意味ないくらい歩くの遅いんです。私の運動にはならないです。あと排水溝のあみあみ絶対飛ぶんですよね。短足すぎて飛べてないんですけど。

 

 

 

実家のわんちゃんも去年病気で亡くなってしまいました。一緒に実家に帰ると2人とも膝の上に来てくれて幸せ過ぎました。

 

 

うちの子わんちゃん苦手なんで仲は悪かったんですが最終的に仕方がなくひっついてました。2人で仲良くやってくれてるといいんですが…。2人とも食い意地すごいんで喧嘩してないか心配です。

 

私4人姉妹の長女なんですがみんな名前の最初に「み」がつくんです。なのでわんちゃんを迎える時も自然に「み」がつく名前を考えました。

 

ダックスの子が「みるく」とシュナウザーの子が「みーさん」です。

 

でも愛称で「みーちゃん」と呼んでたので呼ぶとどっちも来ました。

 

実家に帰ると「み」がつく名前が4人と2頭に増えるので家族の間での名前の呼び間違えがすごかったです(笑)

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。