彦根犬猫病院 Hikone Animal Hospital

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2026年9月3日

獣医師会セミナー 犬の副腎疾患

先日、獣医師会セミナーに参加しました。

 

 

今回のテーマは犬の副腎疾患でした。

 

 

副腎は腎臓の近くにある小さな臓器です。

生命維持に不可欠な重要なホルモンを出しています。

 

副腎からホルモンが過剰に出る病気が副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

ホルモンが不足する病気が副腎皮質機能低下症(アジソン病)です。

 

 

クッシングは、副腎に命令を出す下垂体が原因の場合と、副腎自体に原因がある場合があり、

85%の症例で下垂体が原因です。

 

症状として、

・多飲多尿

・腹部膨満

・皮膚病(脱毛、石灰沈着、皮膚がうすくなる)

がみられます。

 

血液検査、尿検査、腹部超音波検査で診断をおこないます。

 

治療には

・内科療法(のみぐすり)

・外科療法

・放射線療法

があり、下垂体性では内科治療が第一選択となることが多いです。

 

飲み薬をのんでいる間も定期的な血液検査が必要になります。

 

クッシングは初期の症状だけだと

命に関わる重大性を感じにくいのですが、

感染をおこしやすくなったり、

血栓ができやすくなり、

命に関わる病気です。

 

 

副腎からのホルモンが不足するアジソン病では、

・食欲不振

・元気消失

・嘔吐

・下痢

などの症状がみられます。

 

血液検査の際の、電解質異常(低ナトリウム、高カリウム)から発見されることが多いですが、電解質異常がみられない(低血糖などから発見される)非定型というタイプもみられます。

 

血液検査と超音波検査で診断し、

治療はホルモン補充療法になります。

 

 

セミナーでは、より正確に診断する方法や、使用する薬の有害事象についてのお話がありました。

 

 

 

お水を飲む量やおしっこの量が増えたな?

と感じられた際や、

慢性的な消化器症状がある場合には、

様々な病気がかくれている場合があります。

 

 

気になる症状がありましたら、一度ご相談ください。

 

 

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