彦根犬猫病院 Hikone Animal Hospital

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2023年9月19日

虹の橋

先日、雨上がりにとてもきれいな虹がみえた日がありました。

 

 

くっきりと空にかかる虹をみて、「虹の橋」という詩が頭に浮かびました。

 

この詩は、原著作者が未確定なまま、世界的に広く伝えられている詩です。

ペットロスに苦しむ方々の心の支えになる詩です。

自分自身も、昔、飼っていた動物が亡くなった時、この詩に前向きな気持ちをもらったことがあります。

 

今日はこの詩を紹介します。

 

「虹の橋」

原作者不明(一説に、エドナ・クライン=リーキー、1959年)

 

天国のほんのわずか手前に「虹の橋」と呼ばれている場所があります。
人間と愛し合っていた動物たちは、この世を去ると「虹の橋」へと向かうのです。
そこには草原や丘があって、動物たちはみな仲良く一緒に走り回ったりして遊んでいます。
食べる物も水も、太陽の光もそこには豊富にあって、温暖なところで誰もが快適に過ごしているのです。
病を患っていた動物も、年老いていた動物も、皆がエネルギーを取り戻し、
傷を負ったり、不自由な体をしていた動物も、元気いっぱいの元の体を取り戻すのです。
まるで過ぎ去った日の夢のように。

 

ここにいる誰もが幸せで、満ち足りた生活をしています。
でも、たったひとつだけ、気がかりなことがあるのです。
それは、自分にとって特別なあの人が近くにいない寂しさ。

 

動物たちは、みな一緒に走り回って遊んでいます。
ある時、その中の一匹が急に立ち止まり、遠くの方をじっと見つめます。
その瞳はキラキラと輝き、身体は喜びで小刻みに震えています。
すると、突然仲間から離れ、緑色の草の上を走って行きます。
ものすごいスピードで。
まるで空を飛んで行くかのように。
あなたを見つけたのです。

 

「虹の橋」での再会を喜び、二人はしっかりと抱き合います。
そして、離れたりすることは、もう二度とありません。
幸せに満ちたキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたは愛する友を両手で優しくなで、信頼にあふれた友の瞳を再びのぞき込みます。
あなたの人生から長い間失われていたものの、心の中では一時たりとも消え失せることのなかった、その瞳を。
そしてふたりは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです。

 

 

 

 

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