彦根犬猫病院 Hikone Animal Hospital

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2023年6月3日

獣医皮膚科認定医を取得しました

この度、獣医皮膚科認定医試験に合格し、認定医資格を取得しました。

 

 

獣医皮膚科認定医は、動物の皮膚病の症例を数多く診察していること(過去3年間に600症例以上)と、学会発表や論文発表、研修会参加などの要件を満たした獣医師に受験資格が与えられ、筆記テストと面接の試験に合格すると、皮膚科認定医資格を取得できます。

 

滋賀県には自分を含め、獣医皮膚科認定医は現在2人です。

 

犬猫の皮膚病にはアレルギーや角化症など、治療しても完全には治らず、痒みや痛みといった苦しみが生きていく中で長い時間、続く病気があります。

 

自分が皮膚科を深く勉強することになったきっかけは、このような皮膚病に悩む動物と飼い主さんに多く遭遇し、少しでも動物と飼い主さんが快適に過ごせるよう、力になりたいと思ったことです。

 

 

かゆみや脱毛など皮膚の症状に悩まれている方は、一度ご相談ください。

初診の方はお昼の時間に特別な予約枠を設けておりますので、お電話でご予約をおとりください。

詳しくは皮膚科ページの「予約診療について」をご確認ください。

 

現在当院で治療中の飼い主様も、何かご不明な点がございましたら、いつでもご相談ください。

 

 

 

 

症状に応じて以下の検査を行う場合もあります。

 

例① 皮膚糸状菌症が疑わしい場合(特徴:かゆみのない脱毛やフケ)

 

例② 犬アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの子で、原因を特定したい場合

 

例③ 内分泌異常による脱毛の可能性が高い場合

→血液検査、ホルモン測定、腹部超音波検査

 

例④ 治療法決定のために確定診断が必要な場合(皮膚リンパ腫、落葉状天疱瘡など)

 

 

皮膚科認定医として、適切かつ幅広い治療の選択肢をご提示できればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【診断・治療実績】

 

・犬アトピー性皮膚炎

・食物アレルギー/食物有害反応

・膿皮症

・皮膚糸状菌症

・マラセチア皮膚炎

・ニキビダニ症

・疥癬

・ノミアレルギー皮膚炎

・シラミ・ハジラミ症

・マダニ症

・ハエウジ症

・角化症/角化異常症

・落葉状天疱瘡

・全身性エリテマトーデス/円板状エリテマトーデス

・好酸球性皮膚炎

・脂肪織炎

・表皮壊死症

・薬疹

・甲状腺機能低下症

・副腎皮質機能亢進症

・性ホルモン関連皮膚症

・皮膚石灰沈着症

・スタッドテイル

・毛周期停止

・淡色被毛脱毛症

・パターン脱毛症

・脂漏性皮膚炎/原発性脂漏症

・皮膚リンパ腫

・心因性脱毛

・外耳炎(アレルギー性、細菌性、マラセチア性、ミミヒゼンダニ)

・耳介辺縁皮膚症

・耳血腫  等

 

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昔、びわ湖放送でアレルギー性皮膚炎についてお話をしたことがありました。

 

〇どういったしぐさで皮膚病かどうかみわけたらよいのか?

〇食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の違いは?

〇ドライスキンの対処法は?

 

などの疑問にもお答えしております。

もしよろしければ、ご覧ください。

 

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